カラオケで友達が歌っている時にハモれるようになれたら超かっこいいですよね!
ハモリとは主旋律のメロディにハーモニー(和音)を重ねて歌うことです。
和音とは一般的にコードと呼ばれるもので、人が聴いて気持ちいいと感じる音です。
でも実際にどの音が主旋律に対する和音なのかがわからない上に、難しい音楽理論も関係してそうだし、なんかメッチャ難しそう!って感じている人も多いと思います。
確かに主旋律に対するきちんとした和音を見つけるには、メジャースケールやインターバルなどの音楽理論にしたがって音を決める方法が確実です。
でも心配いりません!
この記事では難しい音楽理論を超簡潔にわかりやすく説明し、誰でも簡単にハモれる2つの方法を紹介します。
- すでに誰かが作ったハモリパートを耳コピして覚えてからハモる方法
- 即興でハモる方法
本記事では以上2つのハモる方法とコツをお伝えします。
そして最後にハモるための能力を鍛える練習方法をお伝えします。
まずは簡単にハモる2つの方法とコツを1つずつお伝えします。
1.すでに誰かが作ったハモリパートを耳コピして覚えてからハモる方法
この方法は一番簡単で、難しい音楽理論を勉強しなくても、誰でも簡単にハモれる方法です。
しかし、いくら簡単とは言ってもハモリパートを耳コピするためにハモリパートを聴き取る必要があります。
その際、基本的にハモリパートの音量は主旋律の音を邪魔しない程度に小さめにしているために、慣れないうちは、なかなか聴き取れないかもしれません。
しかし、なんども繰り返し聴いているうちにだんだん聴き取れてきます。
どうしても聴き取れない人は耳を鍛える必要があります。
この記事の後半で、「音程を聴き取るために耳を鍛える具体的な練習法」を紹介しているので、そちらを実践してください。
その練習法を実践すれば、音程を聴き取る力が確実に身につきます。
その上、自分で歌う時にも音程を正確に発声できるようになるので一石二鳥ですよ。
話は戻りますが、ハモリパートが聴き取れたら、そのメロディラインを何度も繰り返し、完全に覚えてしまいましょう。
そして、その覚えたハモリパートを単独で歌えるようになってください。
そのハモリパートのメロディがまるで主旋律で、本来のメロディがハモリパートに感じるくらいまで歌い込めば完璧です。
そして実際に本来の主旋律に合わせてハモってみましょう!
ここで最後の難問が立ちふさがります。
多くの人が主旋律につられてしまうんです。
なぜなら、ハモリパートはあくまで主旋律を綺麗に飾る役目なので、どうしても主旋律より小さな音で歌うため自分の声が聞こえにくくなり、つい今まで知っている主旋律につられて歌ってしまうんです。
これを解決するには、先ほどお伝えした「ハモリパートのメロディがまるで主旋律で、本来のメロディがハモリパートに感じるくらいまで歌い込む」ことがとっても重要になってきます。
そこまでハモリパートが体に染み込めば、主旋律がどんなに大きな音でも、余裕でハモれますよ。
- ハモリパートを聴き取る
- 聴き取ったハモリパートを何度も繰り返し歌い、完全に覚えてしまう
- 覚えたハモリパートを単独で歌えるようになる
- ハモリパートのメロディがまるで主旋律で、本来のメロディがハモリパートに感じるくらいまで歌い込む
ただ、いくらハモリという補助的パートであっても、歌うことに変わりなく、音程(和音)さえ正しければ綺麗にカッコよく歌えるとは限りません。
きちんとした正しい腹式呼吸による発声が出来て、初めてカッコよくハモれるんです。
腹式呼吸について詳しく知りたい人は腹式呼吸は簡単にできる!正しいコツを現役ボイストレーナーが詳しく紹介で解説したので、こちらの記事も合わせてご覧ください。
ここまでは「すでに誰かが作ったハモリパートを耳コピして覚えてからハモる方法」をお伝えしてきました。
しかし、この方法はあらかじめ特定の曲のハモリパートを練習してレパートリーを増やしていかなければならず、練習した以外の曲はハモれないというデメリットがあります。
そこで次に、たとえどんな曲を歌われても即興でハモる方法をお伝えします。
2.即興でハモる方法
どんな曲でも即興でハモれるようになったら、メッチャかっこいいですよね!
そうなれば、かっこいいだけではなく、歌うことがとても楽しくなりますよ。
しかしこちらの方法は、①で紹介した方法よりかなりレベルが上がるために、音を聴き取る耳の力と簡単ないくつかの段階的アプローチが必要です。
でも、これから説明することを順番通りにこなしていけば大丈夫です。
ただ、実践する前に、ハモリについての基本を覚えておいて欲しいことがあります。
即興といっても、全然聴いたことがなく、メロディーもわからない曲はハモれないので、メロディーだけは覚えましょう。
3度ハモリ
冒頭でお伝えしたように、ハモリとは「主旋律のメロディにハーモニー(和音)を重ねて歌うこと」とお伝えしましたが。
1つの音に対する和音は1つだけではなく、いくつも存在しています。
主旋律に対して上でも下でもハモれます。
したがって、ハモリのメロディは何通りでも作ることができるんです。
中でも最もオーソドックスなハモリとして知られているのは3度ハモリです。
3度ハモリとは、主旋律の音に対して3度上の音をハモることです。
5度ハモリもありますが、3度ハモリの方が音が近いために響き的にもハモってる感がわかりやすく、綺麗に聴こえてます。
ここでめんどくさい音楽用語が出てきてしまいましたが、3度の意味を説明しますので、ちょっとだけお付き合いください!
音楽理論の基本的概念として、メジャースケールというものがあります。
一般的に、ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ドとして知られている音階のことです。
「ド」を1度として決めると、「レ」は2度、「ミ」は3度、「ファ」は4度、「ソ」は5度、「ラ」は6度、「シ」は7度、になります。
したがって3度とは2つ隣の音「ミ」を指します。
ここからが本番です、
まずはじめに、ハモりたいメロディの最初の音を、ドレミファソラシド(メジャースケール)の「ド」と決めます。
たとえその音がどんな音階でも関係なく、とにかくその音を「ド」と決めつけてしまって大丈夫です。
今度は、その「ド」に決めた音からはじめて、「ド・レ・ミ」と音程を上げていくと「ミ」の音が決まります。
その音が3度ハモリの最初の音です!
あとはその音からはじめて主旋律と同じメロディを歌えば全ての音が主旋律より3度上になります。
なーんだ!
こんなに簡単だったのかぁー!って気を抜くのはちょっと待ってください、、、
実は、実際ハモってみると時々違和感のする音が出てきます。
理由を説明するとちょっと長くなるので、あんまり考えなくても大丈夫です。
もし、違和感のある音が出たら、その音から1度上の音に直してください。
実質的には時々4度の音も入ってきますが、基本は3度ハモリです。
これで完璧!
3度ハモリの完成です。
- ハモりたいメロディの最初の音を、ドレミファソラシド(メジャースケール)の「ド」と決める
- 「ド」に決めた音からはじめて、「ド・レ・ミ」と音程を上げていくと「ミ」の音が決まる
- その音が3度ハモリの最初の音です!
- その音からはじめて主旋律と同じメロディを歌う
- 実際ハモってみると時々違和感のする音が出てきます
- 違和感のある音が出たら、その音から1度上の音に直す
ハモるための3つの練習方法
ここまで、簡単にハモる2つの方法とコツをお伝えしてきましたが。
ハモるためにどうしても必要なことがあります。
それは音階を聴き取る能力とその音階を正確に発声する能力です。
これからその能力を鍛える3つの練習法をお伝えします。
- 1つの音を正確に聞き取り発声する
- 2つの音を正確に聞き取り発声する
- 3つの音を正確に聞き取り発声する
まず、ピアノアプリを用意してください。
アプリストアにたくさんあるので、どれでも大丈夫です。
① 1つの音を正確に聞き取り発声する
あなたの出せる範囲の音階の鍵盤を1つ叩き、その音の高さで「まー」って発声します。
鍵盤を変えながら、どの音階の音でも正確に発声できるようになるまで続けてください。
この練習は正確に音程を発声できるようになるための最も大切な練習なので、しっかり行ってください。
② 2つの音を正確に聞き取り発声する
1つの音が確実に発声できるようになったら次は2つの音を同時に叩きます。(2つの音は和音の中の2つ)今度はかなり難しくなります。
叩いた2つの音をそれぞれ聴き取り発声してください。2つの音を正確に聞き取り発声する
この練習は①の練習よりかなり難しくなりますが、繰り返すうちに2つの音が別々に聴こえてくるので根気よく続けてください。
③ 3つの音を正確に聞き取り発声する
そして最後に和音(コード)を構成している3つの音を同時に叩き、それぞれの音を聴き取り、そして発声してください。
以上の練習を繰り返していると、コード (和音)を構成している音が別々に聞き取れるようになります。
さらに、1つの音から他の2音がイメージできるようになるために、ハモることが自然にできるようになります。
ハモリ方はプロに習いましょう
本記事で解説したことを実践すればほとんどの人はハモることができるようになりますが、どうしてもコツがつかめない方はプロのボイストレーナーに習うことを強くお勧めします。
プロの先生は一人ひとりの発声の癖や特徴をみながらその人に最適なレッスンを行います、
例えば医者の先生が患者さんごとに処方箋を作るのと同じです。
プロの先生にマンツーマンで習えば、ハモリ方はもちろん、歌の実力も飛躍的に上達しますよ。
1年後、あなたは別次元の歌唱力を身につけているでしょう。
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シアーミュージックについて詳しく知りたい人はシアーミュージックが危ないって噂は本当?評判・口コミを徹底調査!で紹介したのでこちらの記事も合わせてご覧ください。
まとめ:まずは無料体験レッスンを受けましょう
本記事では誰でも簡単にハモれる2つの方法をお伝えしてきました。
- すでに誰かが作ったハモリパートを耳コピして覚えてからハモる方法
- 即興でハモる方法
以上を理解し、そして実際にコツを実践すれば簡単にハモれるようになります。
しかし、ハモリはたくさんある歌のテクニックの1つにすぎません。
それだけ出来ても歌が上手くなったとは言えません。
本当に歌が上手くなりたかったら、ぜひプロの先生に習うことを強くお勧めします。
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当記事があなたの音楽ライフのお役に立てればこのうえない喜びでございます。
最後までご覧いただきましてありがとうございます。
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ただ、自分1人で毎日練習していても自分が成長しているのか不安になったり、モチベーションが続かなかったりする人が多いです。
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