人の印象の4割は声!だと言われています。
声が聞き取りづらく、何を言っているのハッキリしないと必然的に印象も悪くなります。
この記事の前半では、
ちゃんと話しているつもりなのに、なぜかよく聞き返されてしまう人に向けて、
聞き返されてしまう声の6つの特徴を紹介します。
あなたにも思い当たる特徴があるかもしれません。
そして後半では、現役ボイストレーナーの私が、はっきりとよく通る声を出せるようになるための3つの方法を紹介します。
- 聞き返されてしまう声の6つの特徴
- はっきりとよく通る声を出せるようになるための3つの方法
聞き返されてストレスになる声の6つの特徴
- 滑舌が悪い
- 声のボリュームが小さい
- 語尾が曖昧
- スピードが速い
- 息漏れが多い
- 響きがない
1つずつ説明します。
1、滑舌が悪い
舌の動きと口の形のバランスが悪いと、子音がはっきり言えないために、聞き取りにくくなってしまうので、特に口の形に気をつけましょう。少しオーバー気味に動かすと子音がはっきり聴こえるようになります。
2、声のボリュームが小さい
声が小さい原因は息の強さのためなので、お腹からしっかり息を出せるようにしましょう。
3、語尾が曖昧
日本語の特徴として語尾の一文字によって否定と肯定の意味が変わるために、語尾まではっきりと言い切りましょう。
4、スピードが速い
速く喋ると、舌の回りも追いつけなくなったり、言葉が重なって聴こえたりするので、慌てずにゆっくり話しましょう。
5、息漏れが多い
喉の奥には2本の声帯があります。
その2本の声帯を閉じて、その隙間に息を吹きかけると声帯が振動して声が発声します。
しかし2本の声帯がしっかり閉じず、隙間ができてしまうと、余分な息が漏れてしまい、
声帯が上手に振動せず、しっかりした声が出せません。
6、響きがない
聞きにくい声の最大の原因は、声に響きがないことです。
例えば、人の声帯をギターの弦だとすると、どんなに強く弦を弾いてもボディが無かったら、全く響かないですよね。
実は人の体にもギターのボディのように響きを作れる3つの場所があります。
「鼻腔」・「口腔」・「咽頭腔」の3箇所です。
これらの空間をバランスよく響かせることによって、高級ギターのように、よく通る心地いい声を作り出すことができます。
聞き返されるストレスを改善:自宅でできる3つの方法
後半では、輪郭がはっきりしていて、力強く、響きがある声を出すための3つの方法をお伝えします。
- 腹式呼吸
- エッジボイス
- 響きを作る
1、腹式呼吸
呼吸には胸式呼吸と腹式呼吸の2種類があります。
胸式呼吸とは、普段意識せずに肺の周りの筋肉を使っている呼吸です。
しかしこの胸式呼吸の息は弱く、安定しません。
したがって、胸式呼吸を使う発声法では音量も小さく不安定な声しか出せません。
強く安定した声を出すためには腹式呼吸を使う必要があります。
この腹式呼吸は、「安定した強い声で歌を歌うための絶対条件」とも言えるほど大切なものであり、したがって、安定した強い声で話すためにも必要なんです。
腹式呼吸のやり方については腹式呼吸は簡単にできる!正しいコツを現役ボイストレーナーが詳しく紹介でわかりやすく解説したので、そちらをご覧ください。
2、エッジボイス
ちょっと聞きなれない言葉ですが、読んで字のごとく(エッジ)輪郭がはっきりした声のことです。
この声は、まさに声の元になる音です。
この声を意識的に出せれば、あなたの声は輪郭がはっきりした、とても聞きやすい声に変わります。
誰でも簡単に出せるようになるので、ぜひ習得してみてください。
エッジボイスの出し方について、詳しくは、エッジボイスとは?上手な出し方とコツを現役ボイストレーナーが解説!をご覧ください。
3、響きを作る
声に響きがあれば、声帯で作った元の音を何倍にも増幅できます。
したがって、近くから遠くまで、あなたの声がはっきりと聞こえるようになります。
前半でも説明しましたが、人の体には声を増幅できる場所が3箇所あります。
「鼻腔」・「口腔」・「咽頭腔」の3箇所です
それぞれの位置と特徴について、1つずつ説明します。
鼻腔
鼻腔とは、鼻の空間です。
鼻腔を響すと、高音域が綺麗にはっきりと聴こえます。
鼻腔を響すコツは、ハミングで歌うことです。
口を閉じて鼻からンーって音を出してみましょう。
軽く鼻に手を当てて、振動していれば鼻腔が共鳴しています。
口腔
口腔とは、口の空間です。
口腔を上手く響すと、中高音が綺麗にはっきりと聴こえます。
口腔を響すコツはボイスポイントに息を当てることです。
舌で触りながら上の歯茎から少しずつ喉にずれていくと、硬い部分から、柔らかい部分に変わるところがあります。
ここがボイスポイントです。
口の中にピンポン球が入っているイメージでまあるく広げたまま、息をボイスポイントに当ててみてください。
なんども繰り返しているうちに、あなたの声の響きがよくなっていることに気がつくでしょう。
咽頭腔
咽頭とは舌の奥の喉の空間です。
咽頭腔を響すと、低音の響きがよくなります。
コツは、舌を前に出し、喉の奥を開くことです。
そしてボイスポイントより奥の柔らかい部分を狙って息を当てます。
これらの3つの空間をバランスよく響かせることによって、あなたの声は聞きやすく、通る声に変わるでしょう。
ボイトレはプロに習いましょう
ここまで、聞き返されてストレスがたまる声の改善法をお伝えしてきました。
聞き取りやすい話し声と綺麗な歌声は、基本的に同じ発声法から生じます。
プロの先生は声の出る仕組みを解剖学的にも理解していて、身体をどのように使えばいい声が出るのかを熟知しています。
ボーカルスクールは基本的にマンツーマンシステムで、先生が生徒一人ひとりの個性や特徴を把握しながらレッスンしていくため、独学でトレーニングするのに比べ、遥かに効果的です。
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シアーミュージックについて詳しくはシアーミュージックが危ないって噂は本当?評判・口コミを徹底調査!で紹介したのでこちらの記事も合わせてご覧ください。
まとめ:まずは無料体験レッスンを受けましょう
この記事の前半では、
ちゃんと話しているつもりなのに、なぜかよく聞き返されてしまう人に向けて、
聞き返されてしまう声の6つの特徴を紹介しました。
- 滑舌が悪い
- 声のボリュームが小さい
- 語尾が曖昧
- スピードが速い
- 息漏れが多い
- 響きがない
そして後半では、現役ボイストレーナーの私が、はっきりとよく通る声を出せるようになるための3つの方法を紹介しました。
- 腹式呼吸
- エッジボイス
- 響きを作る
これらの方法を実践すれば、声量が多く、輪郭があって、聞き取りやすい声を獲得できるでしょう。
しかし、独学では限界があるのも事実です。
現役ボイストレーナーの私としては、最短ではっきりとよく通る声を出せるようになるためには、プロに習うことを強くお勧めします。
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