テレビのカラオケ番組を見ていると、あたりまえのようにほとんどの出場者が90点をはるかに超える点数を出しています。
自分も頑張ればあのような高得点が出せると思い、チャレンジしてみたが、実際はどんなに頑張っても90点さえ超えられないし、たまたま90点を超えても、そこから全然アップできない!
上記のように悩んでいる人へ、現役ボーカルトレーナーの私がカラオケで高得点を出すコツをお伝えします。
- カラオケで高得点を出したいけど、なかなか90点を超えられない!
- 90点前後は出せるけど、そこからが上がらない!
- 高得点を出すためのコツが知りたい!
以上の3つの悩みを解決します。
カラオケで高得点を出すための5つのコツ
現在、カラオケマシンの機種の主流は「第一興商のDAM精密採点DX-G」と「JOYSOUNDの分析採点マスター」です。
全体のシェアとしてはDAM精密採点DX-Gが65%、JOYSOUNDが45%です。
どちらも採点基準としての要素はだいたい同じですが、DAMは採点がシビアで点数が上がりにくく、JOYSOUNDの方が高得点が得やすいです。
当記事では採点基準の要素を5つに分けて、点数への影響度の大きな順に1つずつ説明します。
- 音程は正確に
- 抑揚をつけよう
- ビブラートをかけよう
- ロングトーンを入れよう
- リズムよく歌おう
1.音程は正確に
カラオケマシンの点数を上げるためには、音程の正確さが最も重要です。
点数の約8割は音程の正確さが占めています。
音程については、知っている歌で音程がわかっているつもりになっていても、間違って覚えてしまっているパターンが多く、そのせいで何回繰り返しても、音程の点数が上がらない人が多く見受けられます。
その解決方法としては、
音程バーを見ながら、ガイドボーカルやガイドメロディを聴きまくることによって、正確なメロディを体に染み込ませることです。
音程バーは少々の音程ズレも許容してしまうため、表示が合っていると思っても微妙にズレている場合があり、ズレる回数が重なると減点の対象になります。
一般的に下にズレてしまう傾向があるため、少し上を狙うとちょうど良いです。
具体的には、画面上のキラキラが音程バーの上部で光るような気持ちで歌いましょう。
そうすると自然に虹色のキラキラが増えてきます。
- 音程バーを見ながら、ガイドボーカルやガイドメロディを聴きまくる
- 下にズレてしまう傾向があるため、少し上を狙う
2.抑揚をつけよう
表現力の採点要素として抑揚・こぶし・しゃくり・フォールの4つがあります。
その中で最大の加点要素として抑揚があります。
抑揚は、音程の正確さの次に点数への影響力が大きな要素です。
他の、こぶし・しゃくり・フォールは、加点要素ではありますが、ほとんど気にしなくても大丈夫です。
抑揚とは簡単にいうと声の強弱のことです。
感情の抑揚は、点数とはなんの関係もないので、無理に気持ちを込めて歌うのは、やめましょう。
この記事は、あくまでもカラオケマシンの点数アップに主眼を置いているので、人の心を感動させる歌い方ではないことをご了承ください。
それでは具体的にどうすればいいかを説明します。
まず、1つの画面の中で、出来るだけ多く、強く歌ったり、弱く歌ったりを繰り返しましょう。
その際、バランスやタイミングが大切になります。
この強弱の振り分けの長さやタイミングは、曲ごとにそれぞれ違うので、同じ曲でもパターンを色々変えて点数の上がりやすいパターンを見つけてください。
しかしあまり極端に強弱をつけると音程の正確さに影響してくるので、ほどほどにやりましょう。
さらに、Aメロ・Bメロ・サビ・などの曲全体の流れの中での抑揚にも気を配ってみましょう。
いずれにしても、抑揚をつけて歌うと、今まで何度歌っても点数が上がらなかった歌の点数が、あきらかにアップしますのでぜひお試しください。
その際の裏技として、おすすめする方法があります、
声に強弱をつけるのが難しかったり、強弱をつけると声がガタガタになってしまう人は、声量は一定に保ちながらマイクとの距離を変化させて強弱をつけてください。
コツは、マイクを口にギリギリ近ずけたり、肘(ひじ)をめいいっぱい伸ばしたりするくらいにおおげさにやってみましょう。
しかし、マイクは急ではなくスムーズに動かしてください。
見た目は超かっこ悪いですが、そんなことはどうでもよく、あくまでも点数にこだわりましょう。
- 1つの画面の中で、出来るだけ多く強く歌ったり弱く歌ったりを繰り返す
- Aメロ・Bメロ・サビ・などの曲全体の流れの中での抑揚にも気を配る
- 声量は一定に保ちながらマイクとの距離を変化させて強弱をつける
3.ビブラートをかけよう
抑揚の次に重要な加点要素がビブラートです。
カラオケマシンで加点を取るためのビブラートはゆっくりはっきりと長めに1秒以上大げさにするのがコツです。
プロ歌手が使うようなめっちゃ細かく短いビブラートは音程のズレと判断され、減点される危険があります。
逆に考えれば、カラオケマシンでの加点ビブラートは誰にでもできる超簡単な、ゆっくりな波の長めのビブラートで良いんです。
聴いていてあまりカッコよくはないですが、点数獲得のために我慢して使ってみましょう。
ゆっくりはっきりと長めに1秒以上大げさにするのがコツです。
4.ロングトーンを入れよう
このロングトーンは文字通り音を長く伸ばすことですが、ただ伸ばせば良いのではなく、正しい音程で同じ強さの声を安定的に出しつづけなければなりません。
実はこのロングトーンが一番難しいです。
ロングトーンを出すには安定した息を出すという、簡単そうで実は難しく、歌の基本である腹式呼吸がちゃんと身についていないとできないんです。
腹式呼吸のやり方については腹式呼吸は簡単にできる!正しいコツを現役ボイストレーナーが詳しく紹介で解説したので興味のある人はそちらの記事も合わせてご覧ください。
- 正しい音程で同じ強さの声を安定的に出し続ける
- 歌の基本である腹式呼吸を身につけることが大切
5.リズムよく歌おう
リズムがズレれば当然音程バーとのズレが生じて、一番重要な音程もズレてしまうために、リズムはとても大切な要素になります。
しかしながら、一曲を通して同じリズムを保つのは結構難しいです。
以下にリズムを取る3つのコツを紹介します。
- 手足や体でリズムをとる
- ドラム音に集中する
- ベース音を聴き取る
①手足や体でリズムをとる
例えば左右に同じリズムでステップをとったり、エアドラムを叩いたりしながら積極的に体でリズムを取りながら歌うと、自然にリズムが保てます。
②ドラム音に集中する
一番簡単なのが、ドラムの音を聴きながらリズムを合わせることです。
しかし曲によってはドラム音がなくなる場所があるので、そこは頭の中でリズムを刻みつづけましょう。
③ベース音を聴き取る
これはちょっと高度な方法ですが、ベース音を聞き取りましょう。
その際、音楽初心者にはどれがベース音なのかわかりにくい場合があります。
しかし、繰り返し聴いているとだんだん聴き取れてきますので心配いりません。
基本的にベースはリズムを刻むための楽器なので、ベースが聞き取れるようになると、リズム感が圧倒的にアップします。
カラオケはプロに習いましょう
ここまでカラオケで高得点を取るためのコツをお伝えしてきました。
実践していただければ今より確実に点数アップできるでしょう。
しかし、本当に歌がうまくなりたかったら、独学では限界があります。
可能なら、プロの先生にマンツーマンでレッスンを受けることを強くおすすめします。
現役ボーカルトレーナーの私の立場から言わせていただくと、一人ひとり歌い方も癖も違うので、医者の処方箋と同じように個人個人に合わせたレッスン法が必要です。
そうすれば、半年〜1年後には、あなたは別次元の歌唱力を身につけているでしょう!
カラオケ大会に出場すれば、会場はあなたの歌に釘ずけになりますよ。
私が一押しのボーカルスクールは「ボーカルレッスンMyu」です。
全てのレッスンルームにカラオケDAMが装備されているので、カラオケを習うには最高の環境です。
「ボーカルレッスンMyu」についてはボーカルレッスンMyU(ミュウ)の評判・口コミをボイトレ講師が調査!で詳しく紹介しましたので、そちらの記事もあわせてご覧ください。
まとめ:まずは無料体験レッスを受けましょう
本記事ではカラオケで高得点を採るために、加点が採れる5つのコツを重要度の大きな順に1つずつ解説してきました。
- 音程は正確に
- 抑揚をつけよう
- ビブラートをかけよう
- ロングトーンを入れよう
- リズムよく歌おう
以上の5つのコツを実践すれば、今までどうしても上がらなかった点数がみるみる上昇するでしょう。
そしてさらに高得点を目指すなら当サイト1推しの「ボーカルレッスンMyU」の無料体験レッスンを受けてみましょう。
全国展開のボーカルスクールで、音楽業界で活躍している先生が、初心者からカラオケを極めたい方にも丁寧に教えてくれます。
マンツーマンなので、先生があなたの欠点や長所を見極めた上、レッスン内容を個別に決めるため、最適で効果的なレッスンを受けることができますよ。
この記事があなたのお役に立てば、この上ない喜びでございます。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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ただ、自分1人で毎日練習していても自分が成長しているのか不安になったり、モチベーションが続かなかったりする人が多いです。
特に自分の声に合ったトレーニングを選ばないと、全然うまくならないままかも。
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