- イケボってどんな声なの?
- 私もイケボになれるかなー?
- イケボになるための簡単な練習法はあるの?
そんなお悩みを解決します!
歌手でボイストレーナーの私が、イケボになるための練習法をわかりやすく解説いたします。
この記事では男性がイケボになるための練習法に特化していますので、男性の方必見ですよ。
記事の前半ではイケボの特徴を、後半ではイケボになるために誰でも簡単にできる男性用の練習法として腹式呼吸のやり方をお伝えいたします。
この練習法を実践し、イケボになればモテモテの楽しい未来が待ってますよ。
イケボとは?
イケボとは、「聞いただけでイケメンだとイメージしてしまうカッコいい声」のことです。
イケボの意味についての詳細は「イケボとはどういう意味?どんな声のこと?現役ボイストレーナーが解説」で解説しているので、興味がある方はご覧ください。
イケボの特徴
イケボといっても聞く人によって好き嫌いはありますが、分析してみると、多くの人に好まれる共通の特徴が見られるんです。
イケボを身に付けるためにはまずその特徴を知ることが一番の近道になります。
特徴としては多くの要素がありますが、イケボとして絶対欠かせない要素はズバリ次の3つです。
- 響(ひびき)のある低音
- 滑舌がよくて聞き取りやすい
- 色気がある
① 響きのある低音
大人の紳士を想像させる安定した低音でハーモニーのような深みのある響(ひびき)があり、守ってくれるような包容力が感じられる。
② 滑舌がよくて聞きとりやすい
一言一言がはっきりとして、とても聞きとりやすくどっしりと落ち着きがあるために、自信が感じられ、チャラくなく誠実感にあふれています。
③ 色気がある
この色気はイケボを語る上で絶対欠かせない要素です。
色気がなければイケボとは言いません。
上記2つの要素が合わさって結果的にこの色気が出てきます。
イケボの特徴についての詳細は「【1日15分】イケボになるための練習法を現役ボーカルトレーナーが紹介」で解説しているので、興味がある方はご覧ください。
イケボになるための練習法(男性編)
イケボになれるのは男性だけではなく女性でも練習すればなれます。
女性のイケボとして真っ先にイメージできるのは宝塚の男性役の方々のすてきな声ではないでしょうか?
イケボを目指す場合、女性も男性もゴールはほぼ同じですがそのアプローチ法は違ってきます。
この記事では男性用の練習に特化して紹介します。
腹式呼吸法原理編
腹式呼吸を身につけよう
男性の場合、もともと声帯の長さが女性より長いため低音を出すのは比較的簡単ですが、イケボの条件としての「安定して低音を出すこと」は意外と難しいんです。
安定して低音を出すためには多くの息を使いますが、そのためには腹式呼吸が絶対必要になります。
腹式(ふくしき)呼吸に対比する呼吸法として胸式(きょうしき)呼吸があり、多くの人は胸式呼吸を使い発声しています。
しかし胸式呼吸の息は弱く、したがって声も弱々しくなってしまうため、とても安定して低音を出し続けることはできません。
腹式呼吸と胸式呼吸の違いは?
腹式呼吸をしているときは横隔膜(おうかくまく)が可動していて、胸式呼吸のときは横隔膜が可動していないという大きな違いがあります。
しかし横隔膜を使うといわれてもイメージできないし、そもそも横隔膜って聞いたことはあるけどよくわからないですよね。
名前は膜ですが実はアーチ状の筋肉なんです。
そうはいっても、手足を動かすのと同じように簡単に動かすことはできません。
そこで、まず横隔膜を体感することから始めましょう。
横隔膜を体感するためのわかりやすい動画をご覧ください。
腹式呼吸実践編
腹式呼吸のやり方
横隔膜を体感できたら、次はいよいよ腹式呼吸を実践してみましょう。
お腹を意図的に凹ませながら息を限界まで完全に吐き出してみてください。
そしてお腹の力を抜くと自然に空気が入ってくると同時にお腹が膨らみます。これが腹式呼吸です。
これだけなんです。。
そうなんです、意外と簡単なんですが、
ただ、これだけでは息を安定的に出すことができないために次の腹式呼吸強化法が必要になります。
腹式呼吸強化法
次に、安定して息を出せるように腹式呼吸を強化する練習法を始めようと思いますが、
その前に、なぜ腹式呼吸だけでは安定した息を出せないのかを説明いたします。
先ほどお伝えしたように腹式呼吸は横隔膜を可動させる呼吸法ですが、
具体的にどのように動いているか?
腹式呼吸で息を吐ききった時、横隔膜が上にあがった状態で、息を吸いきった時には一番下に下がった状態です。
腹式呼吸で息をするたびに横隔膜は上下に移動しますが、
安定した息を吐くためには横隔膜を一番下に保ったまま息を吐く必要があるんです。
では実践していきましょう。
まず軽く息を吸ってから、ちょっとネコ背になりお腹を凹ませ、鼻ではなく口から息を吐くんですが、
コツは、唇を細め空気抵抗を作り、そのすきまから、横隔膜を意識しながら力いっぱい息を10秒間吐き続けてください。
全部吐いたところで、さらにもう1段階お腹を凹ませて完全に空気を抜いてください。
そこでスッと力を抜くと自然にお腹が膨らみながら口から空気が入ってきますが、その勢いを増すように横隔膜を下げる気持ちでお腹を膨らませながらスーと吸い込みます。
その時横隔膜は一番下に下がっています。
今度はお腹に力を入れながら横隔膜の位置を一番下に保ったまま息を吐いていきます。
こうすることにより安定して息を出し続けることができるようになります。
時間的には、10秒で吐いて1秒で吸い込む感覚です。
慣れてきたら、吐きだす時間を伸ばしていきますが、吸う時間は1秒のままです。
コツは吐いたときに、息を完全に吐ききることです。
男性はこの練習を短くても毎日続けることで横隔膜が鍛えられ、呼吸が安定し、イケボの絶対条件の1つである「安定した低音」が出せるようになります。
そのほかイケボになるための練習法詳細は声で落とす!イケボの喋り方を現役ボイストレーナーが紹介!で解説しているので、興味がある方はご覧ください。
まとめ
この記事の前半ではイケボとは何か? イケボの特徴として欠かせない要素を3つに分けて説明しました。
後半では男性がイケボになるために、とても有効な練習法である腹式呼吸法の基本を紹介し、イケボの条件の1つである「安定した低音」を出せるようになるための横隔膜を意識した腹式呼吸法を強化する練習法を紹介いたしました。
この練習を続けイケボになり、モテモテの人生を手に入れてくださいね。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
本サイトで紹介している練習方法を毎日やっていけば、段々と”イケボ”に近づいていきます。
ただ、自分1人で毎日練習していても自分が成長しているのか不安になったり、モチベーションが続かなかったりする人が多いです。
特に自分の声に合ったトレーニングを選ばないと、全然うまくならないままかも。
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